ウルセラとサーマクールの共通点
美容療法で女性を中心に注目されているものといえば、ウルセラとサーマクールが挙げられるでしょう。両者の共通点は専用装置のレーザーを照射することで肌触りに弾力を与えたり、ツヤを出したり、肌のたるみを解消するなどの美肌効果が期待されていることです。厳密に言うと、ウルセラは超音波タイプであり、サーマクールは高周波タイプという違いはあります。肌に熱を与えて肌内部を活性化させるという意味でも同じです。それから、痛みについても両方とも基本的にはありませんが、骨に近いところを照射したときには若干の痛みを感じることがあります。
ウルセラとサーマクールの相違点
ウルセラとサーマクールには違いもあります。1つは効果の範囲です。ウルセラはピンポイントに照射することが可能ですが、サーマクールはあくまでも肌組織全体に照射するものです。そのため、部分的な効果を求めている人はウルセラ、肌全体の効果を求めている人はサーマクールを選ぶ傾向があります。また、施術後のダウンタイムは基本的には両方ともありませんが、ウルセラに限っては照射しすぎるとまれに腫れが出ることがあります。照射したい部位がたくさんある場合には1度で済ませようとするのではなく、医師のアドバイスに従いましょう。他にも、レーザーの作用する深度が異なるという違いもあります。ウルセラは皮下脂肪層から筋膜まで超音波が届くのに対して、サーマクールは真皮層から皮下脂肪層までです。ウルセラの方がより肌深くまで作用が働くというわけです。
サーマクールは高周波を利用して肌の深層にある真皮層に働きかけ、シワやたるみを改善することを目的とした美顔器です。